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衣笠の実家・空き家を
どう手放すか
衣笠は「昔ながらの住宅地」で、実家の相続が最も起きやすいエリアのひとつです。丘陵地に住宅が広がり、駅前には商店街がある——高度成長期に整備された街の典型で、いま持ち主が高齢化し、次の世代は市外に住んでいるというケースが多く見られます。
衣笠という街の特徴
- JR横須賀線・衣笠駅。横須賀中央や横浜方面へのアクセス
- 衣笠商店街。駅前に商店が並ぶ、生活感のある街並み
- 丘陵地に広がる住宅地。眺望の良い区画がある反面、坂や階段の物件も多い
- 衣笠山公園をはじめ緑が多く、住環境は落ち着いている
衣笠の実家によくある「3つの状態」
① 車が入らない階段立地
丘の上の家では、公道から家まで階段——というケースがあります。この場合、売却でも解体でも費用と手間が上がります。解体は重機が入らず手壊しになるため、費用が1.5〜2倍になることも。ただし、こうした物件を専門に扱う買取会社も存在します。
② 再建築不可の可能性
古い住宅地では、前面道路が建築基準法上の道路に2m以上接していない物件があります。この場合、原則として建て替えができません。ただし値が付かないわけではなく、リフォーム前提や隣地所有者への売却など、道はあります。
③ 家財がそのまま残っている
親御さんが住まれていた家は、家財がそのまま——というのが普通です。片付けてから査定、ではありません。残置物ありのまま買い取る会社もあるので、自分で処分する前に相談したほうが、結果的に安く済むことが多いです。
この3つに当てはまるほど、「1社だけの査定」では実力が分かりません。階段立地も再建築不可も残置物も、得意な会社と苦手な会社で評価が大きく分かれる条件だからです。複数社に見てもらう意味が、他のエリアより大きくなります。
まず「いまいくらか」を知ることから
売る・貸す・解体する——どれを選ぶにも、金額が分からないと比較できません。
一括査定なら、複数の不動産会社の査定額を無料で比べられます。
放置してしまう前に
衣笠のような住宅地で最も多いのが、「とりあえずそのまま」です。誰も住まないまま、固定資産税だけ払い続ける状態。年10万〜30万円が、住まない家に消えていきます。
さらに管理状態が悪化すると、市から「特定空家」や「管理不全空家」の指定を受けることがあります。勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例(最大6分の1への軽減)が外れ、税負担が跳ね上がります。
まず、名義の確認から
相続した実家の場合、名義が亡くなった親のままでは売却できません。そして2024年4月から、相続登記は義務になりました。相続を知った日から3年以内に登記しないと、10万円以下の過料の対象になります。
出典:横須賀市 令和5年住宅・土地統計調査結果報告/空家等対策の推進に関する特別措置法/不動産登記法(2024年4月施行の相続登記義務化)